白黒つけyo!

                                                                              

30代後半独身が猫を飼ったら終わり?

アラフォーパパが30代後半で猫を飼いだした話を中心に、リハビリ、トゥレット症候群、日常について書いていきます

【チック症当事者体験談】親からチックをやめるよう注意されたり叱られたりしていた話

チック症のお子さんをお持ちのご両親で、以下のような悩みを持ったことはありませんか?

 

  • 子供にチックが出ているけど、やめさせるために注意したり叱ったりしてていいの?
  • チックを注意したり叱ったりすることによる影響は?

 

本記事では、このような悩みにチック症当事者の体験談を踏まえ、答えます。

特に叱られた子供が、どのように感じるのかを参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

ご両親としてはチック症のお子さんにチックをやめさせたいと思うでしょうが、 

どうか、お子さんがチックをしていても注意したり叱ったりしないで欲しいです。

 

チックをやめさせるために注意したり叱ったりしてはいけない理由

 

  • 叱られても止められるわけではないので、叱られることはストレスにしかならないため

 

何故チックを止められないのか?

チックは脳内でドーパミン受容体が正常よりも敏感になっている状態です。

そのため、ドーパミンが分泌された際に過剰に反応が起きて、チック症が発現します。

 

私はチック症歴25年ですが、チックが出る時には抑えようのない衝動が体中で膨れ上がり我慢でもしようものなら、居ても立っても居られないような感覚になります。

 

チック症を我慢するというのは体の中で無意識的に起きていることを意識の力で無理やり止める行いと言えるのではないかと思います。

 

例えば、瞬きを30秒に1回しかしないでください。そして、起きている間、それを継続してください。

 

目の渇きもそうですが、元々無意識で瞬きをする様に人間はできていますので、それを意識して止めることはとても疲れると思います。

この無理矢理止めている感覚や苦しさがチックを我慢している時の感覚に近い、、、かなと思います。

 

できないことはないけど、物凄い疲れるという点で近いかなと思い例に挙げました。

 

「30秒に1回しか瞬きしちゃダメでしょ!」なんて言われても、「そんなの無理ー!勝手に瞬きしちゃうし。止められないよ。」と思いますよね。

 

私も親に「それはチックだから、やめなさい!」と言われましたが「そんなこと言われても、止められないんだから無理だよ、この人は何を言っているんだろう…」と思っていました。

 

叱られて、止められるのは短時間の間だけです。

子供にしてみれば、理不尽な要求を1番身近な親にされるという究極の罰ゲームでした。

 

叱られたところで、脳内のドーパミン受容体の状態は変わりません。

ストレスになるだけです。

親子関係を悪化させる可能性があります。

私と両親の関係についての体験談は別記事にしたいと思います。

 

 

チックについての知識を増やしましょう

 

なんで叱ってはいけないのか?

叱ったり注意したらいけないんなら、どう対応すればいいのよ⁉︎

ドーパミンやら受容体やらよく分からないよ!

何も対応しなくてチックはなくなるの?

 

なんて思うかも知れません。



今は書籍も当時よりありますし、インターネットも発達しています。

 

チックを持つ親御さん、といいますか当時の私の両親に伝えたかったのは

 

チックについて知識を増やして欲しい

です。

 

親にチックについての知識がないばかりに、子供に意図せずして理不尽な要求を毎日突きつけることになってしまいます。

 

しかし、子供の脳内で何が起きていて、予後はどうなるのか、どう接するのが子供のためなのか、知っていれば対応は変わりますよね。

 

私もレビューさせていただいていますが、日本トゥレット協会の書籍には

脳内で何が起きているのか

どう接すれば良いのか

について書かれています。

 

読むことで、チック症のお子さんと接するヒントが得られると思います。

ぜひ読んでいただきたい一冊です。

30代独身男が猫を飼って感じた嬉しい生活の変化

はじめに

今回のブログでは私が30代後半、一人暮らしで猫を飼い始めた時に感じた嬉しい生活の変化を書いていきます。

 

 

結論としては、家で猫と一緒に生活するのはすごーいハッピーだということをお伝えしたいです。具体的な内容については以下を読んでいただけたらと思います。

 

 

家に帰るのが楽しみになる

猫のイラスト(動物): ゆるかわいい無料イラスト素材集

猫を飼っていると家に帰るのがとても楽しみになります。もう、猫は一日何してたのかな?良い子にしてるかな?などと帰宅途中の車の中で妄想を膨らませます。

 

家に帰ると猫が玄関で出迎えてくれるからです。

うちの猫は私の車の音が分かるのか、玄関を開けて家の中に入った時には、すでに玄関に出迎えにきてくれています。

 

仕事で疲れて独り暮らしの家に帰ってくるのって、寂しいじゃないですか。そんな時に猫が出迎えてくれるのは、とても癒されます。

玄関で猫を抱っこしてひとしきりモフモフします。

 

猫の方も1日家で留守番をして寂しかったんだろうと思います。

今日も留守番お疲れ様でございました!と声をかけ、おやつタイムが始まります。猫の出迎えと、玄関でのモフりは疲れが吹っ飛びますね。

 

夜に猫と一緒に寝るのが幸せ

 

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猫と一緒に寝るのって、猫を飼っている人が味わえる幸せランキングでもかなり上位にはいると思います。

全国の猫を飼っている人にアンケートをとってもらいたいくらいです!

 

猫って感情表現やコミュニケーションが少ないと思われがちですが、感情表現が豊かなんです。

マジ感情表現豊か。

私が独り暮らしをしていた時の就寝時の話です。

私が布団に入ってスマホを見ていると、左肩のあたりに何かがチョンチョンあたります。何かと思って左を見ると猫が前足で掛け布団の端を叩いているんです。

「早く入れろニャ」と言ってますね。布団を上げてあげると、ノソノソと布団の中に入ってきて脇のあたりでクルンと丸まります。この甘えられてる感がとても幸せです。

寝つきも良くなった気がします。

 

家の中ではいつも猫と一緒で楽しい

家の中にいる時は、常に猫が一緒に居てくれます。

 

例えば洗濯物を干すときには、近くで待機していて、干し終わったら空になった洗濯カゴにダイブしてきます。

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ちょっとやめて、と思うのですがカゴに収まっている絵面が可愛すぎて毎回許してしまいます。

 

 

出待ちをされるなんて、有名人しか経験できませんが猫を飼っていると出待ちされる体験ができます。

お風呂から出ると脱衣所のドアの前でお座りしてまってくれています。

 

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リビングでテレビを見たりご飯を食べているときには膝に乗ってきてくれます。

膝乗り猫万歳ですね。疲れたから横になると脇のところでくるんと回って一緒に寝てくれます。ちなみに夏は暑くて我慢大会になってしまいます。

暑いんですが、暑くてもそばに来てくれることがうれしいんですよ。

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家の中では猫が一緒に居てくれることで、日常のちょっとした1場面も笑えたり、うれしく感じたり、癒されたりするハッピーなものに変わっていきます。

 

まとめ

以上のように猫との生活はとても楽しく、幸せなものです。

もし、独り暮らしで猫を飼おうか迷っている方がいたら私は「ぜひ飼いましょう」と背中を押してあげたいです。

トゥレット歴25年の男による論文書評「叫び声のチック様症状を示す 40 代女性に対する ハビット・リバーサルを含んだ行動療法の効果 単一症例研究」

記事を書いているのは、どんな人?

 

私は高校1年、15歳の時にチック症になりました。
以来、26年病気と付き合っています。


高校2年でチックが酷く舌を噛んでしまう自傷も出てしまい学校に行けない日も多かったです。

その頃は音声チックも酷く、黙って授業を受けることはできず、我慢していても1分に1回は「ぁあああー!」と咳払いのような叫び声をあげてしまっていました。

 

自分では止められないし、周りには申し訳ないしで、消えてしまいたい気持ちでいっぱいでした。

 

なぜこの論文を選んだのか?

 

この度、チックに関する論文を検索していて、「叫び声のチック様症状を示す40代女性に対するハビット・リバーサルを含んだ行動療法の効果 単一症例研究」を見つけました。

内容は、叫び声様の強いチックの症状に対しハビット•リバーサルを行った結果、効果があったという内容です。

もし、私か高一の頃(1995年)、ハビット•リバーサルを受けられていたら、その後のチックとの付き合いはどう変わったんだろうなと今、思います

もし、今チックに苦しんでいるお子さんや、その親御さんがハビット•リバーサルについて知らなかったら是非
知ってもらいたいです。

とういのも、私は20歳の頃、定期的にカウンセリングを受けていた臨床心理士の方にハビット•リバーサルを教えていただき実践していました。

あの手法がハビット•リバーサルだと知ったのは最近のことです。
おそらく、臨床心理士の方はCBITやハビット•リバーサルについて専門的に学んだわけではなく、当時の少ない文献の中からチックに効く治療法を試してくれたのだと思います。

ハビット•リバーサル(だと思われるもの)を学ばせてもらったことは、正に私の人生のターニングポイントでした。

『チックの衝動を自分でコントロール出来た!』
自分の中でそう認識できたことはとてつもなく大きかったです。

『これで、大丈夫かもしれない!もしかしたら自分をコントロールして生きていけるかも知れない!』
そう希望が湧いた一連の出来事でした。

そのハビット•リバーサルの実践研究が昨年(2020年)に公表されていましたので読んでみました。

 

どんな方にオススメ? 

  • ハビット•リバーサルを知らない当事者やご両親
  • ハビット•リバーサルの効果を知りたい方
  • 経過の長いトゥレット症候群の方

 におすすめです。

 

叫び声様の音声チックがどの程度軽減したのか、実際の症例を通して提示されるのでハビット•リバーサルの効果をイメージしやすいと思います。

 

叫び声様のチック症が約数秒から数十秒に1回出ていた患者の症状が20日の入院後には出なくなり、その後.3年経過しても叫び声様のチックが出なくなったとのことです。
このように経過が長い方にもハビット•リバーサルの効果が大きかったと示されています。

チックの経過が長く、現在も強い音声チックに悩まされている方に対してもハビット•リバーサルの効果が期待できると言えるのではないでしょうか。


単一症例研究であるため、一概に他の症例へ転用が効くとは言えないでしょうが、意義深いと思います。

 

どんなところが勉強になる?

 

叫び声様のチック症が、約数秒から数十秒に1回出ていた患者の症状が20日の入院後には出なくなり、その後.3年経過しても叫び声様のチックが出なくなったとのことです。


このように経過が長い方にもハビット•リバーサルの効果が大きかったと示されています。

 

チックの経過が長く、現在も強い音声チックに悩まされている方に対してもハビット•リバーサルの効果が期待できると言えるのではないでしょうか。


単一症例研究であるため、一概に他の症例へ転用が効くとは言えないでしょうが、意義深いと思います。

 

 印象に残ったところは?

 

印象的な部分を引用させていただきます。

 

父と兄から 「うるさくて寝られない」と言われたため、自宅庭にテントを張り、そこで母親と寝泊りするようになった。
叫び声について総合病院や内科クリニックを数回受診し、検査を複数回行うも内科的な異常、身体的異常を指摘されることはなかった。
同時期に近隣住民が叫び声について警察に通報したことにより、警察官より「叫び声をやめるように」と注意を受けた。患者は叫び声をやめようと思ってもやめることができないことから、家族に「死にたい」などと発言する場面も見られた。

 

ハビット・リハーサルを受ける患者の症状が生々しく描かれています。

冗談でしょう?って思われるかも

読んでいて切なくなるようなエピソードです。


私も高校の時から音声チックが酷かったため、この方の苦しみに共感できます。

自分の体が自分の思う通りに動かせない苦しみは、もはや「生きている意味がないのではないか?」と思うほどでした。

 


効果が現れた頃の患者の様子は以下のように記述されています。

介入開始から約1カ月後に叫び声の頻度が0のまま推移するようになったため、セラピストが指導する咳払いトレーニングは終了した。患者から「これ(咳払いトレーニング)をやれば大丈夫です 」、「もう(叫び声が)鳴らなくなりました。うれしいです」といった発言が聞かれるようになった。

 

叫び声が出ることなく、ハビット•リバーサルをやれば大丈夫、と思える心境は私も経験があります。


それまでなすすべもなく振り回されていたチックの衝動に対する対抗手段を得た喜びは大きかったです。

 

どんな人が書いているの?

 

柳澤 博紀さん


愛知県にある精神科専門治療を行っている犬山病院で臨床心理士をされている方です。

 

日本認知・行動療法学会では,学会誌行動療法研究に掲載された研究論文の中から、優れたものに対して、内山記念賞を授与しています。

栁澤さんは2020年度に受賞しています。

 

まとめ

 

この論文では、経過が長い音声チックに対するハビット•リバーサルの効果が記載されています。

 

昨年(2020年)公開の新しい論文で、最新の知見を学べます。

 

ハビット•リバーサルのことを知らずに音声チックに悩んでいる方がいたら、是非読んで知ってもらいたいです。


ハビット•リバーサルのことを知りその効果を知ることで希望が持てるようになるかもしれません。

出典:叫び声のチック様症状を示す40代女性に対するハビット・リバーサルを含んだ行動療法の効果―単一症例研究― 

おすすめの論文です。

 

他の書評はこちら

 

chabudaikun.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トゥレット症候群歴25年の男が「チックをする子にはわけがある」をレビュー

 

購入の経緯は? 

私は15歳でチック症になりました。

そして、41歳の現在まで症状は続いています。

1年どころか26年経過していますので、経過の長いトゥレット症候群患者に分類されるかと思います。

 

症状の波はひどく、なんとか働いて今に至っています。

 

私のチックの経過については、別途記事にまとめられればと思っています。

 

そんなトゥレット症候群歴25年、ベテラントゥレット患者の私がトゥレット症候群に関する書籍をレビューしていきたいと思います。

 

実体験も踏まえて書いていきます。



この本はどんな人におすすめ?

チックが起こる機序や薬の作用機序、治療法を理屈で理解したい方にオススメです。

 

内容は難しいですがご両親が読むのが特にオススメです。

例えば、チックが起こる機序の理解は

両親がお子さんにどう接するのが良いのかの参考になります。

 

脳構造と発達に依るのだと知っていれば「私の接し方が原因でチックになったのかな」などと自責の念を抱く必要がないことも分かります。

 

薬の作用機序と発達が、どう相互作用を及ぼすのか知っていれば、今、お子さんに処方されている薬が、どのような治療目的のためなのかが分かります。

 

内容的に難しいため、チック当事者の小中学生位のお子さんが理解するのは難しい可能性もあります。

 

実際、15歳でチックがひどい状態の私はおそらく理解できなかったと思います。

そもそも、チック当事者は得体の知れない衝動に日々翻弄されて毎日疲れ果てているかと思いますので、本を読むのすらしんどいと思います。

 

周囲の方が読むだけでも正しい知識を持つことで、適切な援助をしていくことが出来ると思います。



この本はどんな点が勉強になる? 

こちらの本は前半は

①周囲の方向けのトゥレット症候群に関する概要

→周りの方がチックを理解し、サポートしやすくなるために役に立つと思います。

 

周囲が当事者にどう関わればいいのかも書かれていますので、周囲へ理解を求める際に説明する材料としても役立つと思います。

 

②当事者や家族の方向けの詳細な知識

特に後半の有用性が高いです。

 

「より正確な理解と治療のために」のパートはチックについて科学的に詳しく記述されています。

 

私も今更ながら、自分のチックについて体感的に分かっていたことが理屈で腑に落ちた点がいくつもありました。

 

なぜチックが起こるのかについて脳の構造や、心身に作用するホルモンがどのようにチックを起こすのか、薬の作用機序、病気の予後、合併症などについて書かれています。



私は理学療法士で病院でリハビリ関連の仕事をしているため、解剖学、生理学の知識は多少あります。

それでも理解が大変な部分も何箇所かありました。

 

しかし、理解することによるメリットはとても大きいと思います。



私が発症したのは1995年、高校1年生の時で今から26年前です。その当時はチックについての正しい知識を知っている人はほとんど居なかったと思います。

通った精神科でも、これという診断がつかず対処的に薬を処方される治療でした。

 

当然両親には、「それはチックだから、やめなさい!」

とうるさく言われました。

 

あの当時の両親が、この本の知識を知っていれば、その後の関わりや関係性も変わっていただろうと思います。


両親がチックを正しく理解をし接してあげることによるメリットは計り知れないと思います。

 

本文の中にQ&Aのコーナーがあり、そこでチック症の子を持つ親からの質問に対する回答が乗っています。

A.お母さんの完璧主義のせいでチックになったと言われましたが、本当ですか?A.ちがいます。…(中略)…チックをおこしやすい脳の体質は、男の子では、チックを出しやすく、女の子ではチックではなく少し神経質な完璧主義主義の女性を作る可能性があると言われています。…(中略)…昔、脳のしくみがよくわかっていなかったときには、このためにあたかもお母さんが神経質に完璧主義で育てたからチックになったようにみえたのかもしれません。

出典:NPO法人日本トゥレット協会(2003).チックをする子にはわけがある 大月書店

 

チックの出現は神経伝達物質のアンバランスに起因すると言われ、そのアンバランスは脳の体質によって起こると言われています。

そして、その脳の体質の影響により男女で症状の出方が変わるようです。

 

母親が、完璧主義で育てたからではなく、脳の体質が親子で似ていた可能性があるのだと考えられます。

 

私も一時期、親の関わり方が悪いから、自分のチックが酷くなったのだ、と親を責める気持ちを抱いていました。

 

しかし、脳の体質の影響であることを知ったことで、そのような気持ちも無くなりました。

チックの遺伝性については、今後書籍や文献を漁って調べていきたいと思います。



どんな人が書いているの? 

編者はNPO法人日本トゥレット協会です。

執筆者は

金生由紀子〔東京大学・児童精神科医

星加明徳〔北新宿ガーデンクリニック・小児科医〕

三輪あつみ (新座志木中央総合病院・小児科医〕

太田昌孝 心の発達研究所・児童精神科医]

 

菅野善夫・彩子(NPO法人日本トゥレット協会・ 父母〕

吉沢賢 (NPO法人日本トゥレット協会・当事者]

 

野村芳子〔瀬川小児神経学クリニック・小児科医〕

瀬川昌也 〔瀬川小児神経学クリニック・小児科医〕

高木道人(NPO法人日本トゥレット協会前会長〕

 

チックの症状や治療法などについては児童精神科医や小児科医の先生が執筆されています。

菅野夫妻は当事者の両親として、吉沢氏は当事者として体験談を書かれています。



この本を読むメリットまとめ 

この本はやや難しいと思いましたが、この本を読むことで

・周囲への説明がしやすくなる

・家族がどう関われば良いか分かる

・治療法や薬への理解が深まる

といった点が特に良いと思います。

 

「チックをする子にはわけがある」

 

 おすすめです!

 

【実体験】猫の尿路感染闘病記 猫の症状、治療方法、治療代を解説

5月上旬我が家のアメリカンショートヘアー「キナコ」が尿路感染にかかり入院しました。

この記事では、発症~入院~退院までをまとめました。

 

猫の
こんな疑問を持ってる方におすすめです。
•猫の尿路感染ではどんな症状が出るの?
•猫の尿路感染はどんな治療をするの?
→通院、入院
→薬
•猫の尿路感染治療の料金は?

このうような疑問を持つ方の参考になればと思います。

嘔吐物の画像があります。

症状の詳細を伝える目的で載せています。

 

 

1.ある日帰ったらキナコが大量嘔吐していた

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5月6日
仕事から帰宅すると大量に吐いた後がありました。
未消化のドライフードがそのまま出てきたような形でした。
吐き跡は複数あり、何度も嘔吐したのだと思いました。

キナコの様子はグッタリとしていて、いつものような活気はありませんでした。
いつもは構ってちゃんでウザ絡みするほどなのですが、リビングの座布団の上でじっとしています。
チャオチュールを1本食べらることはできましたが、食欲は無さそうです。


2.通院し抗生剤、免疫抑制造血剤投与

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5月7日(金)
朝一にかかりつけの動物病院に受診。


レントゲンの結果、「腎臓がパンパンに腫れてしまっている。最悪、死んでしまう子も居るくらい危険な症状です。」と告げられました。


膀胱から細菌に感染し全身に細菌が回っている敗血症になりかけているとのことでした。

 

点滴と抗生剤、免疫抑制造血剤の注射をしてもらい様子を見ることになり帰宅。

 

【5月7日治療代】
再診料 500円
注射•点滴処置代金 2,500円

 抗生剤、免疫抑制造血剤 34,000円

買取となり、今後の注射時には薬代は発生しないとのことでした。

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5月8日(土)

昨日の点滴、注射が効いたのか、ウェットフードを少し食べられました。

膝に乗ってきたり、もう1匹の猫とプロレスをしたりと元気が出てきた様子。

 

しかし、昼頃に何度も吐いてしまいました。

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獣医さんによると何度も嘔吐を繰り返している場合に緑色になるとのことでした。

キナコの場合、何度も嘔吐してしまったため、画像のような色になったと思われます。

 

通院し点滴、抗生剤の投与を受けました。その後は、何も食べられませんでした。

 

3.症状改善せず尿路感染治療のため入院

5月9日(日)
朝から、何も食べられませんでした。


グッタリしていて、皮膚に張りがありません。普段は水分を沢山含んでいてプルプルした感触の皮膚も、脱水のため柔らかめの粘土をつまんでいるかのような感触です。

 

つまんだ皮膚が元に戻るのに3秒近くかかっており、脱水の兆候を示しています。

受診し、入院治療することになりました。

 

以後の入院中の経過は、先生から聞いて書いています。

 

5月10日(月)、11日(火)
チャオチュールを注射器で口に入れてあげることで、1本分は食べられたようです。

朝昼晩1本ずつ。

11日に1度下痢をしたとのことです。

しかし、入院中の嘔吐は見られなかったらしく少し安心できました。

 

5月12日(水)
徐々にウェットフードも少し食べられるようになったとのことでした。


それまでは、食欲が湧かないためかウェットフードを少し舐める程度でやめてしまっていたらしいです。

 

4.ウェットフードを食べられるまで回復し、退院するも再度嘔吐

5月13日(木)
面会に行くと、先生が
「ウェットフードを少しは口から食べられるようになってきたから、退院して経過を見ましょう」と。

「やっと、帰れるのか。キナコ頑張ったな。ごめんな。」と思い、飼い主が至らぬばかりに辛い思いをさせてしまったことの不甲斐なさを、噛み締めながら家路につきました。

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 入院費、治療費 40,000円

入院期間:5月9~13日

 

5月14日(金)
ウェットフードもドライフードも、少しですが食べられました。


以前ほどの元気はないですが、病み上がりだから仕方ないのかな、と思っていました。

 

5月15日(土)
朝から何も食べません。水も飲みたがらなかったです。

嫌な予感。

そして、クシャミ、目ヤニ、鼻水といった風邪のような症状が出ていました。

明らかにおかしい。

 

座布団の上でじっとしています。

 

まるで、入院直前の状態のよう。

 

なんとかチャオチュールを1本食べさせましたが、3時間後位に吐いてしまいました。

 

受診し、点滴による輸液と抗生剤の注射を受けました。診断は猫ヘルペスとのことでした。


獣医さん曰く尿路感染後で抵抗力が弱っているため、猫ヘルペスになりやすいんだそうです。

 

5月16日(日)
通院し点滴を受けました。
結局、この日もチャオチュールを2本位しか食べられていません。


点滴の水分と栄養で繋いでいる状態です。


もともと、太り気味なくらいの猫でしたが、食べられないため痩せてきてしまっています。
触ると今まででは考えられないくらい骨張った感触です。

 

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点滴、処置代 2,500円 

 

5月17日(月)
かかりつけの動物病院は休みです。
通院せず家で過ごしますが、チャオチュール1本しか食べられません。

 

 

5.水分も食事も取れなくなり、吐血し入院

5月18日(火)
朝、血を吐いた後がありました。

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朝一番に受診し入院となりました。
再度、点滴、抗生剤投与。


獣医さんが言うには、「1日何回も嘔吐をするような状態だったから、胃腸が荒れて出血したのだろう」とのこと。ちなみに、この後は退院後も含め一度も血は吐いていません。

 

 

5月19日(水)〜20日(木)
仕事後、面会に行きました。
チャオチュールを朝昼晩1本ずつ食べているとのこと。
ウェットフードは、まだ食べられないようで、心配が募ります。

 

6.再度ウェットフードを食べられるようになり退院

5月21日(金)
夕方、面会に行くと、

「朝からウェットフードも食べられていて、良い状態です。退院しましょう」

と言われ退院。


家に帰ってきてからもウェットフードを食べられていました。

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 入院費、治療費 27,000円

入院期間:5月18~21日

 


7.退院後の経過

退院後はフードも食べられていて、水もいつも通り飲んでいます。

吐くこともなく、元気に遊んでいます。

 

8.猫の尿路感染の症状

•初期症状
今思い返すと大量に嘔吐する少し前から、朝少量(小さじ一杯分くらい?)吐き跡があることがありました。
毛玉や血や未消化のドライフードではなかったです。
猫は空腹時に吐くこともあり、キナコはダイエット中でフードの量を制限していたため、空腹で吐いたのだろうと思っていました。

吐くのが1回だけではなかったため、今思うと、この嘔吐が初期症状だったのだと思われます。

 

•嘔吐、食欲不振
獣医さんの話では、細菌が全身に回ってしまっている可能性があるとのことでした。


そのような状態では、とても食べられるような状態ではなく、嘔吐も増えるのだそうです。

 

今回の一連の体調不良で1番分かりやすく、沢山現れた症状が嘔吐でした。

 

一日に複数回吐きました。多い時では5~6回吐いていました。

 

•脱水

過剰に吐いていますので脱水状態に陥っていました。

脱水状態は悪化すると死亡する可能性もある危険な状態と言われています。

 

獣医さんに脱水の確認方法を教わりました。

  1. 首の後ろを摘まんで捻る
  2. 正常であれば、摘まんだ手を離すと一瞬で皮膚が元に戻る
  3. 今回のキナコの脱水状態では皮膚は2~3秒かけて元に戻っていました

脱水状態なのかどうか簡易的に判断することができ、知っておくと猫の健康管理に役立つと思いました。

以下の記事は「猫 脱水 確認方法」で検索すると1位表示されるねこのきもちWEB MAGAZINEで詳しいやり方が記載されていましたので引用させていただきます。

皮膚をつまむテスト

皮膚を持ち上げてテントをつくったら、そっと離します。通常であれば割とすぐに体表へ沿うようにして皮膚は戻りますが、3秒以上かかって戻る場合は脱水の症状が疑われます。重度の脱水症状があるといつまで経っても皮膚が戻ることがないでしょう。皮膚が戻る時間を測って、脱水の有無を評価してみてください。ただし、この方法で正確に判断できるわけではないので、体調の悪さが見られるようであればかかりつけの動物病院へ受診しましょう。

出典:愛犬・愛猫は大丈夫?脱水症状かどうかセルフチェックする方法【動物看護師が解説】|ねこのきもちWEB MAGAZINE

実際に獣医さんに検査してもらった時も3秒程度かかって皮膚が戻っていました。

YouTubeで同じく「猫 脱水 確認方法」で上位表示される動画が参考になるため引用させていただきます。

www.youtube.com

私がかかった獣医さんでは摘まんだ後、捻るようにしていました。

脱水している時は実際動画のように「ぐにゃ~」という感じで3秒くらいかけてもどります。

健康な時は「シュッ」と一瞬で戻ります。

 

脱水の確認方法をネットで調べると、首の後ろを摘まむテストがある、ということは調べられるのですが、

  • 実際どの程度摘まめばいいの?
  • 「皮膚が戻るのに時間がかかる」って実際どの程度なの?見ないと分からないよ!

と常々思っていました。

私は今回の経験から上記2引用の内容を元に判断することで正確な判断ができると思いました。

調べたことが使える知恵として、腹に落ちた感覚です。

キナコが脱水状態になり辛い思いをしないで済むよう、今後健康管理をしていきたいと思います。


•グッタリ感

頻繁に嘔吐し、脱水状態におちいっていますので、キナコも元気がない様子でした。

お気に入りの座布団の上で香箱座りをしてジッとしていたり、キャットタワーで丸まったりしていました。

 

とにかく、ずっと動きません。

いかに辛いのかが見ているだけで伝わってきます。


•体熱感

 獣医さんによると体熱感もあり、測ってはいないですがおそらく熱が出ていたと思われます。

細菌感染しているので熱が出るのは当然だと思われます。

猫の体温の測定方法は直腸で測る方法と耳で測る方法があります。

猫の平熱は37.5〜39.0℃位です。

直腸で測るのは大変ですし、耳で測るのは測定が上手くないと低く出てしまいます。

猫の体温の変化を体調不良の指標とするのは難しいのかなと個人的には思いました。

 

実際、動物病院で獣医さんに「熱があるみたいで体が熱いね」と言われるまでは分かりませんでした。

 

触った感じいつもより少し熱いと言えば熱いのかな?程度の感触です。

  • 嘔吐
  • 食欲不振
  • 脱水
  • グッタリ感

の方が異常発見しやすいため、この点を気をつけて観察していくことが必要だと思います。


9.猫の尿路感染の治療

治療については

何をしたのか書いていきます

•通院
通院時の処置は点滴、抗生剤や場合によっては免疫抑制造血剤の投与が行われました。

通院では治療方針にもよると思いますが、キナコの場合は1日1回通院し、点滴と注射を受けていました。

家でチャオチュールやウェットフードを少しでも食べられているため、通院治療となった次第です。

 

実際、家に居るほうがストレスは少なく過ごせると思います。

 

しかし、何も食べたり飲んだりできなくなると話は別です。

 

1日1回、点滴でしか水分を補給できませんし、万が一急変した場合には対応できません。

 

・入院

何かあった場合に安心感については入院治療の方が安心でした。

動物病院の休診日にも入院していれば経過を見て治療を継続してもらえます。

 

異常があった場合にも検査や治療を柔軟に行ってもらえます。

獣医さんから聞いた入院中の話なのですが、

キナコが入院中に一度下痢をしたらしいんです。

 

そこで、獣医さんは急遽、レントゲンを撮り異物誤飲などの所見がないか確認してくれていました。

 

基本的な処置は点滴、注射で通院と変わりないですが、状態によっては入院しているほうが安心できました。

 

ただキナコが不憫で仕方なかったです。


10.猫の尿路感染治療にかかる料金

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57日 通院

再診料 500
注射点滴処置代金 2,500円

 抗生剤、免疫抑制造血剤 34,000円

計37,000円

 

5913日 入院治療費

40,000円

 

516日 通院

点滴、処置代 2,500円 

 

51821日 入院治療費

27,000

 

合計 106,500円 

まとめ

猫の尿路感染の症状、治療法、治療代を解説してきました。

 

猫にはとても辛い思いをさせてしまって申し訳なかったです。

 

この記事を読んでくれた猫を飼っている方が、尿路感染の危険性について理解し予防してくれると嬉しいです。

 

また、動物が入院するリアルや金銭面なども書きました。

実際に物凄いお金がかかっています。

 

もし治療費がなかったらどうなってしまっていたのか。

考えるとゾッとします。

 

皆さんの猫の健康な暮らしに、お役に立てれば幸いです。

 


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【実体験】猫風邪で動物病院にかかったらいくら位かかるの?

猫が病気になった時にどの位出費がかかるか知っていますか?

 

今回はうちのアメリカンショートヘアー「キナコ」が猫風邪になった時の出費を実体験を元にお伝えします。

 

昨日、キナコが猫風邪になり動物病院で治療を受けました。

 

1週間ほど前に腎炎で3日入院し、退院してか1週間経たず体調を崩しました。

(入院費については別の記事でお伝えします)

 

猫風邪の治療では
•点滴
→カロリーと水分補給
•抗生剤の注射
→抗菌作用
の2つをしてもらいました。

 

治療代は2500円でした。
また、明後日に経過を見るために再診予定です。


1回の治療代ではさほど高くない印象ですが
レントゲンで8000円、血液検査で8000円かかるなど検査費用が高くつきます。

 

そのため、1回体調を崩すと、まとまった額の出費となってしまいます。


検査費用(レントゲン8000円、血液検査9000円)
+
点滴&抗生剤2500円×入院日数


20000円は軽く超えてきます。

 


抗生剤の点滴には数日通う必要もあったため、積み重なってきます。

 

動物病院による差もあると思いますが、
実際に猫風邪の治療を行なった場合にどれくらいかかるのか、参考にになれば幸いです。

 

 

彼女に自分が飼っている猫と仲良くなってもらう方法

以前の記事で、猫と彼女が初コンタクトした時のことを書きました。

 

今回の記事では、初コンタクト後の彼女と猫の関係性について書いていきたいと思います。 

 

彼氏の飼っている猫と彼女はどんな関係になり、仲良くなっていくのか。

 

◯彼女と猫をこれから会わせようと思っている

◯彼女と猫が仲良くなってくれるか不安

そんな方への参考情報の一つになればと思い書いていこうと思います。

 

結論から言うと、3ヶ月かけて仲良くなっていきました。 

以下に詳細を書いていきます。 

 

目次

 

最初の1ヶ月 拒否される 

 

彼女は週1回位の頻度で猫と会っていました。

最初の1ヶ月位は彼女と猫の距離はとても大きく開いていました。

 

具体的には 

彼女が家に来ると部屋の隅や、高いところに避難して降りてきませんでした。

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これについては、猫的には不審者が侵入してきた状態なので仕方ないと思いました。ある意味正常な反応なのかもしれません。

 

シャー、フー、などの威嚇はしないからお利口さんでした。 

何せ、彼女も動物を飼ったことがない人でしたので、彼女いわく「どう接していいのかさっぱり分からない」 そんな状態だったらしいです。 

 

仲良くなるためにした作戦 

 

猫と彼女に仲良くなってもらうために作戦を立てました。

猫と仲良くなる方法は検索すると沢山出てきます。

その中でも私や彼女が実践してみて、彼女と猫が仲良くなるのに効果的だったものをチョイスしています。

 

①あいさつ

②無害認定のために彼女の匂いに慣れてもらう

③嬉しい、楽しい人認定のために餌、おやつ、遊びでコミュニケーションを図る

 

①あいさつ 

猫に対してゆっくりと瞬きをするのを小まめにやってもらいました。

 

猫は、部屋の隅や高いところからこちらを監視していますので、近づき過ぎずにゆっくりと瞬きを繰り返してもらいます。 

 

最初は中々瞬きを返してくれず、そっぽを向いてしまいました。

しかし、そっぽを向くのは悪い反応ではなく、「敵対心はないよ」と伝えているのです。

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彼女はゆっくりと瞬きをして、あいさつしてるのに無視されちゃった•••

と言っていました。

 

猫がそっぽを向く仕草の意味を知らないと、「猫に無視された」と感じさせてしまうので、よくよく伝えました。 

 

猫にとって「ガン見する=喧嘩を売っている」ことになるので、わざと視線を外したんだよと伝えました。 

 

彼女も最初は腑に落ちない様子でしたが、こればっかりはそういうものだと思ってもらうほかありません。 

 

②無害認定のために猫に彼女の匂いに慣れてもらう

 

 猫にとって彼女は新参者であり、侵入者です。

 

猫は嗅覚が人間の数万倍と言われ、相手の識別にも嗅覚の果たす役割が大きいと言われています。

 

猫にとって知らない匂いが身近にあるのはストレスです。

 

そのため、あいさつ後は、まずは指先の匂いを嗅がせることから始め「彼女の匂い=無害」と認識してもらうようにしました。

 

また、彼女の匂いが無害であることを理解してもらうために彼女の使ったハンカチやタオル、Tシャツ等を家の中に置いておきました。

 

最初は彼女が帰った後、置いておいたタオル等をスンスン嗅いでいました。

 

繰り返すたびに、さほど興味を持つ持って嗅がなくなりました。

 

猫的には「あ、この匂いはもう知ってるわ。特に害はないね。」と言ったところだと思います。

 

猫が匂いに慣れてくれると、この後の餌作戦、遊び作戦が、より効果的になっていきます。

 

③嬉しい、他の人認定のための餌、おやつ、遊び作戦

 

猫が彼女を無害な存在と認識してくれたら、その後は彼女=嬉しい、楽しいと認識してくれるように関わってもらいました。

 

具体的には、彼女が家に来たら彼女におやつをあげてもらい、餌も彼女からあげてもらいました。

 

遊びも猫じゃらしを使って遊んでもらいます。

 

会って1ヶ月位は、彼女は無害認定されているものの、特に猫から擦り寄ってくるような距離感ではなく、遠巻きに観察されていました。

 

しかし、おやつや餌、おもちゃ遊びとなると俄然、反応が良かったです。

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彼女にはその後、繰り返し、おやつや餌、遊びを通して猫とコミュニケーションを図ってもらいました。

 

2ヶ月後、3ヶ月後にはどうなっていたか

 

あいさつをしっかりして、彼女の匂い=嬉しい、楽しいと認識してもらうための関わりをして、2ヶ月目になると近づいても逃げません。

 

普通に撫でさせてもらえるようになりました。

時々猫の方から、彼女の足にスリスリするようにもなりました。

 

彼女の方も猫から来てくれるようになると、可愛いくて仕方がないようで、毎回猫おやつのお土産を買ってくるようになっていました。

 

私としてはそんな風に猫と彼女が、仲良くなっていってくれていることが、とても嬉しかったです。

 

しかし、この段階では、まだ昼寝の時に添い寝したりはしてくれません。

抱っこも嫌がります。抱っこすると「ニャー」と悲鳴じみた鳴き声を出してしまいます。

 

家に来るたびに地道にアプローチを繰り返し、3ヶ月目に入りました。

すっかり慣れ、彼女に撫でられると嬉しそうに目を細めるようになりました。

昼寝する彼女の横に添い寝する様になっていきました。



こうして、猫と彼女は仲良くなっていきました。

猫のコミュニケーション方法を理解し、

①あいさつ

②無害認定

③嬉しい、楽しい人認定

と段階を踏んで仲良くなれるように計画を立て、

結果として仲良くなってもらえたのは意義深いものでした。

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この記事がこれから猫と彼女を会わせようと思っている人や、猫と彼女が仲良くなれるのか不安に感じている人の参考になれば幸いです。





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