彼女に自分が飼っている猫と仲良くなってもらう方法
以前の記事で、猫と彼女が初コンタクトした時のことを書きました。
今回の記事では、初コンタクト後の彼女と猫の関係性について書いていきたいと思います。
彼氏の飼っている猫と彼女はどんな関係になり、仲良くなっていくのか。
◯彼女と猫をこれから会わせようと思っている
◯彼女と猫が仲良くなってくれるか不安
そんな方への参考情報の一つになればと思い書いていこうと思います。
結論から言うと、3ヶ月かけて仲良くなっていきました。
や
以下に詳細を書いていきます。
目次
- 最初の1ヶ月 拒否される
- 仲良くなるためにした作戦
- ①あいさつ
- ②無害認定のために猫に彼女の匂いに慣れてもらう
- ③嬉しい、他の人認定のための餌、おやつ、遊び作戦
- 2ヶ月後、3ヶ月後にはどうなっていたか
最初の1ヶ月 拒否される
彼女は週1回位の頻度で猫と会っていました。
最初の1ヶ月位は彼女と猫の距離はとても大きく開いていました。
具体的には
彼女が家に来ると部屋の隅や、高いところに避難して降りてきませんでした。
これについては、猫的には不審者が侵入してきた状態なので仕方ないと思いました。ある意味正常な反応なのかもしれません。
シャー、フー、などの威嚇はしないからお利口さんでした。
何せ、彼女も動物を飼ったことがない人でしたので、彼女いわく「どう接していいのかさっぱり分からない」 そんな状態だったらしいです。
仲良くなるためにした作戦
猫と彼女に仲良くなってもらうために作戦を立てました。
猫と仲良くなる方法は検索すると沢山出てきます。
その中でも私や彼女が実践してみて、彼女と猫が仲良くなるのに効果的だったものをチョイスしています。
①あいさつ
②無害認定のために彼女の匂いに慣れてもらう
③嬉しい、楽しい人認定のために餌、おやつ、遊びでコミュニケーションを図る
①あいさつ
猫に対してゆっくりと瞬きをするのを小まめにやってもらいました。
猫は、部屋の隅や高いところからこちらを監視していますので、近づき過ぎずにゆっくりと瞬きを繰り返してもらいます。
最初は中々瞬きを返してくれず、そっぽを向いてしまいました。
しかし、そっぽを向くのは悪い反応ではなく、「敵対心はないよ」と伝えているのです。
彼女はゆっくりと瞬きをして、あいさつしてるのに無視されちゃった•••
と言っていました。
猫がそっぽを向く仕草の意味を知らないと、「猫に無視された」と感じさせてしまうので、よくよく伝えました。
猫にとって「ガン見する=喧嘩を売っている」ことになるので、わざと視線を外したんだよと伝えました。
彼女も最初は腑に落ちない様子でしたが、こればっかりはそういうものだと思ってもらうほかありません。
②無害認定のために猫に彼女の匂いに慣れてもらう
猫にとって彼女は新参者であり、侵入者です。
猫は嗅覚が人間の数万倍と言われ、相手の識別にも嗅覚の果たす役割が大きいと言われています。
猫にとって知らない匂いが身近にあるのはストレスです。
そのため、あいさつ後は、まずは指先の匂いを嗅がせることから始め「彼女の匂い=無害」と認識してもらうようにしました。
また、彼女の匂いが無害であることを理解してもらうために彼女の使ったハンカチやタオル、Tシャツ等を家の中に置いておきました。
最初は彼女が帰った後、置いておいたタオル等をスンスン嗅いでいました。
繰り返すたびに、さほど興味を持つ持って嗅がなくなりました。
猫的には「あ、この匂いはもう知ってるわ。特に害はないね。」と言ったところだと思います。
猫が匂いに慣れてくれると、この後の餌作戦、遊び作戦が、より効果的になっていきます。
③嬉しい、他の人認定のための餌、おやつ、遊び作戦
猫が彼女を無害な存在と認識してくれたら、その後は彼女=嬉しい、楽しいと認識してくれるように関わってもらいました。
具体的には、彼女が家に来たら彼女におやつをあげてもらい、餌も彼女からあげてもらいました。
遊びも猫じゃらしを使って遊んでもらいます。
会って1ヶ月位は、彼女は無害認定されているものの、特に猫から擦り寄ってくるような距離感ではなく、遠巻きに観察されていました。
しかし、おやつや餌、おもちゃ遊びとなると俄然、反応が良かったです。
彼女にはその後、繰り返し、おやつや餌、遊びを通して猫とコミュニケーションを図ってもらいました。
2ヶ月後、3ヶ月後にはどうなっていたか
あいさつをしっかりして、彼女の匂い=嬉しい、楽しいと認識してもらうための関わりをして、2ヶ月目になると近づいても逃げません。
普通に撫でさせてもらえるようになりました。
時々猫の方から、彼女の足にスリスリするようにもなりました。
彼女の方も猫から来てくれるようになると、可愛いくて仕方がないようで、毎回猫おやつのお土産を買ってくるようになっていました。
私としてはそんな風に猫と彼女が、仲良くなっていってくれていることが、とても嬉しかったです。
しかし、この段階では、まだ昼寝の時に添い寝したりはしてくれません。
抱っこも嫌がります。抱っこすると「ニャー」と悲鳴じみた鳴き声を出してしまいます。
家に来るたびに地道にアプローチを繰り返し、3ヶ月目に入りました。
すっかり慣れ、彼女に撫でられると嬉しそうに目を細めるようになりました。
昼寝する彼女の横に添い寝する様になっていきました。
こうして、猫と彼女は仲良くなっていきました。
猫のコミュニケーション方法を理解し、
①あいさつ
②無害認定
③嬉しい、楽しい人認定
と段階を踏んで仲良くなれるように計画を立て、
結果として仲良くなってもらえたのは意義深いものでした。
この記事がこれから猫と彼女を会わせようと思っている人や、猫と彼女が仲良くなれるのか不安に感じている人の参考になれば幸いです。